舞城王太郎の新しい小説、もう読みました?
そもそも舞城王太郎とかってお読みになりますか。
わたし、実は初めて。なんだか嫌な予感がしてて避けてたんですよね。
2018年10月に「私はあなたの瞳の林檎」、2018年11月に「されど私の可愛い檸檬」が続けて発売されました。
林檎は恋の短編集、檸檬は家族の短編集。
林檎は三編ともやたらと炸裂した文章で、こんな調子で炸裂しっぱなしなら相当つらい…と思っていたのに、檸檬でやられました。
軽いノリで独特の言い回しで、軽く収まらない、全然軽くないテーマをさらりと扱う。
長い読書人生でずっと避けてたのに、ここで舞城王太郎に出会ってしまったのってなんだか運命だと思うんですよね。
もっといろいろ、地味そうな作品を読んでみようかなあ。
装丁がかなりかわいいのもあざとくて大問題!
本棚に2冊を並べたくなってしまいますよね! けしからん!
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