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心が乱れた日はジャムを煮る。

ジャムを煮る過程が好きです。

コンフィチュールではなく、ジャムと呼ぶ。
コンフィチュールは仏語、ジャムは英語だからいっしょ。
ぎゅっと固めたものがジャム、保存用のはコンフィチュールだとか、
こってりしたのがジャムで、さらっとしたのがコンフィチュールだとか、
狭義では、いろいろあるみたいだけど、ジャム。

好きなのは、
パンに塗れば、たれてしまうくらいの。
ヨーグルトには、すんなりまざってくれるようなの。

なんとかとルバーブのコンフィチュール、
南瓜とはちみつのコンフィチュール、などではなくて、
くだものとお砂糖だけのジャムを煮る。

長期保管を考えたらお砂糖は多めで、
5割から10割みたいなレシピが多いみたいだけれど、
さっと食べきってしまうつもりで、甘すぎないのをゴールにしてて、
多くても3割まで。
最初2割で、途中味みて、増やして3割。
くだものがおいしい感じのジャムに。

今日はいちじく。
季節の終わりのいちじく。
およそ2割のグラニュー糖をいちじくにまぶす。
レモン汁も入れておく。
半分にして、フォークでぐりぐりして絞り出す。
酸味が足らないなと思ったらもう半分。

2割と言ってもこの量のいちじく

2割と言っても、この量のいちじく、砂糖もすごい量。

しばらくテレビを見て待つ。
水分がでてくる。

こんなに水分がでてきた

こんなに水分がでてきた!

中火の弱めで、じっくり煮る。
さらに水分が出てくる感じ。

ぐつぐつしてきた頃、あくがでてきたらとる。

ぐつぐつしてるところ

ぐつぐつしてるところ

味がいい感じになったら、
もうちょっと火を強くして、水分を飛ばす感じで煮詰める。
水分を飛ばしすぎると、こってこてのジャムになるので、
また、冷めるともっとかたまるので、
まだゆるいかなーくらいで火を止める。

はい。できあがり!
はい。できあがり!

Mayu K.

自分のことをただの猫好きだと思っていましたが、猫に執着しすぎて、生活の他のことがおろそかになるときがあって、とてもこわいです。
写真は、うちのベランダ菜園でとれた蚕豆です。
ふだんは、クックルーという名前で、ウェブ制作をしています。
裏方のお仕事が多いのでお見せできないものもあるのですが、ウェブ制作のことや、制作した愛すべきウェブサイトについてもお話させてください。
クックルー通信